多聞会「紫のゆかり 日本の色植物の彩」
京焼今展2018

2018.5.3 (木) 15:00 京都市東山区

イベント 多聞会「紫のゆかり 日本の色植物の彩」
京焼今展2018
講師: 吉岡幸雄(染織史家・染司よしおか」五代目当主)
日 時 2018年5月3日(木) 15:00〜
場 所 両足院 建仁寺山内
参加費 600円
※ご予約なしでも参加できますが、なるべく「京焼今展 Facebook イベントページ」経由で事前にご予約の上、お越しください。ご参加希望の方は、参加ボタンあるいはこのイベントページにお名前、参加人数をご記入ください。コメントでの返信をもって、ご予約完了となります。
講師 吉岡 幸雄(よしおか・さちお)
染織史家「染司よしおか」五代目当主

植物から色を汲み出す「植物染」による、日本伝統色の再現に取り組む。古社寺の行事、国宝の復元に取り組む。2002年 東大寺大仏開眼1250年慶賀法要にあたり管長の紫衣、糞掃衣、開眼の縷等を制作。2008年には成田空港到着ロビーのアートディレクターを務める。2010年に菊池寛賞、2012年にNHK放送文化賞をそれぞれ受賞。またドキュメンタリー映画「紫」が全国で上映されている。
主催者 京焼今展2018

今年の京焼今展は、「六根清浄」というテーマで取り組みます。六根とは仏教における「眼」「耳」「鼻」「舌」「身」「意」のことです。それぞれ「色」「声」「香」「味」「触」「法」に繋がっています。現代社会の人の営みは、あまりにも眼と意(心)に依存しています。あたかも心だけが主人公で、五感はたまに刺激として楽しもうという認識が蔓延しています。

そこから脱却し、今一度、六根がすべて開かれ、外部とのつながりが滞りなく流れ続けている状態、すなわち「六根清浄」を本展のテーマに据えます。陶芸家六人が植物に携わる六人(六根)と交わっていく中で、どのように芽を伸ばしていけるのか挑戦します。

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