奈良文化財研究所で育てられた蓼藍を収穫し、その葉を使って絹のストールを染めるというワークショップを行ないました。
当日20人の子供たちが、藍を収穫し、その葉っぱをちぎり、酢水の中ででもむ事約1時間。一生懸命もんだおかげでそれは美しく、澄んだ、この日の青空のような水色に染まりました。
古代から続く染め方を、子どもたちは純粋な気持ちで取り組み、その工程の大変さ、そして自然から得られるその色の美しさを実体験することによって感じ取ることが出来たと思います。
『よしおか工房に学ぶ はじめての植物染め』
吉岡幸雄・染司よしおか 監修 (紫紅社刊)
蓼藍植物染めも紹介されています。