投稿者「吉岡幸雄」のアーカイブ

実りの秋 植物染の材料が続々到着

実りの秋です。染司よしおか工房には植物染の材料が続々到着しています。 黄はだの樹皮 刈安(伊吹山より) 刈安(伊吹山より) ざくろの実 くるみの実 乾燥させた紅花 なつめ 紫草の根(大分県より) 藍の生葉(色素を取り出す … 続きを読む

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吉岡版思うままに「彩 (いろ) と色気 (いろけ)」

彩 (いろ) を染めることをなりわいとしているので、色=色情と解して、いいお仕事ですねと、ひやかし半分にいわれることがたびたびある。そんなときは、いやむしろ彩は表現するばかりで、あちらのほうはもう一つです、と答えておく。 … 続きを読む

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吉岡版思うままに「昭和三十年ころ」

私は会話がはずんで、むかし話になったとき、「東京オリンピックがあったころはね……」と、その時代にさかのぼることがおおい。私のように昭和二十年前後に生まれたものは、そのころが青春のまっただなかで、ぎっしり思い出がつまってい … 続きを読む

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藁 (わら) の灰

今年は、桜のたよりも駆け足でやってくるような温かさである。寒いあいだは、私たちの工房では紅花染をもっぱらとしていて、藁の灰を毎日のように前庭にある竈で燃やして、その灰汁で、花から赤を搾り出すのである。 竈で藁を焼く 藁の … 続きを読む

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吉岡版思うままに「和を尊ぶ」

新しい世紀をむかえたあたりから、日本を掘る、日本の歴史と文化をもう一度探って見なおそう、という風潮がかなり高まってきているように思う。 わが国は、長い鎖国の時代があり、それが解かれて明治時代になってからというもの、西洋の … 続きを読む

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