東大寺」カテゴリーアーカイブ

冬の紅花染め、お水取りに和紙の椿

昨年の暮れから、例年になく厳しい寒さが続いている。京都は盆地なので、底冷えがして、からだの動きも少し鈍くなっているような気がしてならない。 私の染工房では、このところ毎朝、工房の前庭にしつらえた竈に稲藁を入れて燃やし、灰 … 続きを読む

カテゴリー: 修二会(お水取り), 工房の季節便り
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お水取り椿の造り花のための和紙染めが佳境に

東大寺のお水取り (修二会) のおりに十一面観音にささげる椿の造り花のための和紙染めが佳境に入っています。 一日3kgの紅花を水に浸けこみ、翌日、黄水洗いをして、藁灰の灰汁で揉み込んで赤色を抽出し、米酢を入れて木綿に染め … 続きを読む

カテゴリー: 修二会(お水取り)
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「東大寺大仏開眼1250年慶讃大法要」終わる

10月15日〜19日 大仏開眼1250年慶讃大法要は晴天に恵まれ、華々しく行われ、天平の彩りが再現された。

カテゴリー: 大仏開眼1250年慶讃大法要, 東大寺管長紫衣
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東大寺記念行事 五色の開眼縷 (かいげんのる) 制作進む

これを書いているのが8月26日。工房では蓼藍の二番葉が生育してきていて、その刈り取りに忙しい。渋柿もちょうどいい大きさで、青味がまだ残っていて「新渋」をとるのにいい季節である。 8月28日は、高名な写真家、高橋昇さん(こ … 続きを読む

カテゴリー: 大仏開眼1250年慶讃大法要
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東大寺管長の紫衣を織る

日本においても紫は飛鳥時代より高貴な色として崇められてきたのである。東大寺正倉院に今日も遺る染織品にも紫草の根、つまり紫根で染められたと考えられるものをいくつか見ることができる。 とくに聖武天皇が御遺愛のものであったとい … 続きを読む

カテゴリー: 東大寺管長紫衣
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