今年も紅花がたくさん咲きました。三重県伊賀市の榮井功さんの畑で、7月7日、12日に花摘みをしました。
摘み取られた花は太陽の光を浴びて、黄色から鮮やかな赤に変わっていきます。
今年も紅花がたくさん咲きました。三重県伊賀市の榮井功さんの畑で、7月7日、12日に花摘みをしました。
摘み取られた花は太陽の光を浴びて、黄色から鮮やかな赤に変わっていきます。
「染司よしおか工房便り」をブログで再開いたしました。過去の記録も少しずつ整理して投稿して行く予定です。まずは現在開催中の菊池寛賞受賞記念吉岡幸雄「日本の色 千年の彩展」に関連の深い過去の記事を集めましたので、ぜひ参考になさってください。
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1. 大分県竹田市で紫草復活
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1. 「東大寺大仏開眼1250年慶讃大法要」が近づく
2. 東大寺記念行事 五色の開眼縷 (かいげんのる) 制作進む
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「四騎獅子狩文錦」関連リンク
1. 法隆寺伝来国宝「四騎獅子狩文錦」の復元進む
2. 法隆寺伝来国宝「四騎獅子狩文錦」復元完成
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「日本の色 千年の彩展」は 2011年7月9日(土) 〜8月28日(日) まで東大阪市民美術センターにて開催中です。
4月になっても天候が不順な日が続きますが、今年も染料植物が順調に育ってくれますように祈るばかりです。
2月になって、東大寺お水取りの紅花染が佳境に入っています。
もうすぐ十一月。工房には秋に実った、染料になる植物が次々と届けられています。
近江伊吹山からは、刈安。黄色の染料になります。
近くの小椋池 (おぐらいけ) 干拓地からは、かつて広く生育していた蓮の葉。今日でもその一部が大切に保存されています。
宇治の山からは団栗。栗のいがも。
工房の庭には「ざくろ」の実が熟しています。これもやや渋味の黄色になります。
それから、山形、伊賀上野からは紅花です。
まさしく実りの秋というところです。
『自然の色を染める: 家庭でできる植物染』
監修: 吉岡幸雄、福田伝士
紫紅社刊
家庭でできる草木染め。工程写真1200点とともに、日本の伝統色の染め方をわかりやすく解説。