2014.5.4 (日) 〜5.5 (月) 奈良・薬師寺
タイトル | 平成26年度 玄奘三蔵会大祭(げんじょうさんぞうえたいさい) 玄奘三蔵1350年御遠忌法要 |
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内 容 | 薬師寺は法相宗の大本山であり、その法相宗の始祖とされる方が西遊記でよく知られる玄奘三蔵法師です。玄奘三蔵院伽藍建立を機に、翌、平成4年より法要が復興されました。しかし、現存する資料に乏しいため法要形式の完全な復興は難しく、平素からの年中行事を基本としながら玄奘三蔵にふさわしい行事を加味し、顕彰する事となったのです。その行事の一つが毎年恒例となりました伎楽(ぎがく)です。 本年は玄奘三蔵法師が入寂されて1350年の節目の年にあたります。これを記念して、5月4日と5日の両日に伎楽隊行列・法要・伎楽奉納が執り行われます。また毎年玄奘三蔵会大祭の日の日没後は玄奘三蔵院伽藍一面に設置された灯篭に火が灯され万燈供養が行なわれていますが、今年は5月3日から5日まで執行し、本年に限り夜間一般公開されます。 伎楽衣裳について(衣裳制作: 吉岡幸雄・染司よしおか) 中国の唐時代の都長安や西域の敦煌、新疆ウイグル地方などから出土した文物、インドの伝統染織の遺品、そして日本の正倉院の御物などを範としています。その中には多色の夾纈(きょうけち)の染め、経錦や羅の織りなど、今日では幻となった技法が多いのですが、天然染料による伝統の色で、その染めと織りの技法を再現するように試みました。千三百年前の唐の文化は、中国大陸での最近の出土文物や奈良正倉院の御物にも見られるように、世界の染織史上の頂点にあったといっても過言ではありません。今では到底及びもつかない幻の色、幻の染めと織りが合わさって、かつてない豪華絢爛たる染織文化の花を咲かせていたようです。 |
日 程 | 2014年5月4日(日)、5月5日(月) 受 付 午前11時 指定席券とのお引き換え 行 列 午後1時 法 要 午後1時半 薬師寺管長 山田法胤 ご挨拶 午後2時 伎楽奉納 午後2時半 「三蔵法師求法の旅」 三蔵法師 俳優 田村亮氏 伎楽 天理大学雅楽部 声明 薬師寺副住職 村上太胤 ※法要は雨天の場合でも執行、伎楽奉納は荒天中止。 |
場 所 | 薬師寺 〒630-8563 奈良県奈良市西ノ京町457 電話 0742-33-6001 ※お車でのお越しはご遠慮下さい。(近鉄西ノ京駅下車2分) |
関連リンク | 玄奘三蔵会大祭とは(薬師寺公式サイト) 伎楽のご案内(薬師寺公式サイト) 平成26年度玄奘三蔵会大祭日程(薬師寺公式サイト) |
参考リンク | 2011年 菊池寛賞受賞記念 吉岡幸雄「日本の色 千年の彩展」 平成26年度 玄奘三蔵会大祭 |